放送大学で学ぶワケ

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私は8年前、放送大学の学生になりました。
入学理由はいくつかありましたが、「この子が成人するまで介護現場でこのまま元気で働き続けられるのか?」という不安と、「やっぱり大学というところで学んでみたい」という二つの動機が大きかったように思います。
この2つの理由について、自分なりに考察してみました。

子供が成人するまで何事もなく介護現場の最前線で働けるかという不安

私が放送大学に入学したとき、娘は1歳でした。
当時の勤務先は病院で、寝たきりの患者さんが主の状況の中でがっつり体を酷使しながら仕事をしていました。
幸いにも腰を痛めたことはありませんでしたが、周りの介護職の方々は腰痛持ちが非常に多かったです。
定年近い人たちが万全でない体を酷使しながら介護しているのを見た時、「子供が大きくなるまで今の状態を維持しての介護職は厳しいのではないか?」という疑問が湧いてきました。
私は、この時点ですでに子供は3人ほしいと思っていたので、自分が働けなくなるリスクは極力避けたかったのです。
病院や施設でなくても、ケアマネなら体の酷使は避けられます。
でも、ケアマネ以外の選択肢も残しておきたい。
そんなことを考えた時に思ったのが、「社会福祉士」資格の取得でした。
ところが、高卒の私が社会福祉士になるには、福祉系大学に行く必要があります。
福祉系大学の通信過程はいくつかあるのですが、遠いし高い。
実は、高卒が社会福祉士になるルートは福祉系大学だけではありません。
一般大学を卒業し、社会福祉士過程の専門に行くという方法もあります。
費用面などトータル的に考え、私はこの方法にしようと思い、放送大学の入学を決めたのです。

「大学に行きたかった」という学歴コンプレックス

放送大学の入学を決めたのには、もうひとつ理由がありました。
それは、私の大学に対する強いあこがれ。
色々な事情があって大学に進学できなかった私は、19歳の時から放送大学の存在は知っていました。
けれども、その時も色々あって入学はしていませんでした。
長いフリーター歴を経て正社員で雇用となり、結婚して子供もできた時、「やっぱり大学で学んでみたい」という気持ちが生まれてきたのは、「子供が大きくなった時に自分が行けなかった大学への思いを子供に押し付けてしまうかもしれない」という思いでした。

「親が叶えられなかった夢を子供に押し付けるようなことはしたくない。それならば、今から夢を叶えるため動いても遅くはないんじゃないか」

今思うと、この思いの方が大きかったように思います。
やっぱり、私の中には「学歴コンプレックス」というのは大きくのしかかっていたように思います。

そして、これからまた歩き出す

入学して数年して、双子を妊娠・出産しました。
双子の子育ては本当に大変で、大学どころではありませんでした。
また、夫が脳梗塞で倒れたり、様々な面において多大なサポートをしてくれていた舅さんが亡くなったりと、環境の変化も大きく、日々の生活もままならない状況を数年送っていたため、大学のことは放置していました。
そんなこんなで「そろそろ除籍になってるはずだろう」と思っていたのです。
ところが、今月に入って確認しているみると、まだ籍があったんです。
残りの在籍期間からすると、今回の在籍期間内での卒業はまず難しい。
けれども、ありがたいことに、放送大学は再入学になっても単位が持ち越せます。
夫とも話し合い、自分のペースを守りながら卒業を目指すことにしました。
ゆっくりペースなので、再入学は必須です。
それでも、子供たちと一緒に勉強しながら、「夢はいつからでも叶えられる」ということを子供たちに伝えていけたらいいな、と思っています。
卒業する頃は、もしかしたら子供が大学入学する時期とか、もっと後かもしれません。
いつになるかはわからないけど、必ず卒業したいと思います。

とりあえず、来期は科目申請して頑張ります。

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この記事を書いた人
中村楓

山口県在住の介護福祉士&介護ライター。
わかりやすい言葉で誰にでも理解しやすい文章を書くのがモットー。
双子を含む3人の子育て真っ最中。
双子は口唇裂+口唇口蓋裂。
hide&X-JAPAN愛はすさまじい。

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介護専門ライティング事務所『楓和堂』
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