西鉄バスに見る福岡の福祉事情

介護

夏休みということで、子供たちを連れて実家に帰省しました。

実家はバスで天神に30分程度で行ける地域。

娘と天神に出かける用事があり、久々に西鉄バスに乗って天神へ。

天神では、車いすを利用している人も多数見かけました。

ご家族が押して移動する人、電動車いすを操作して自分で移動する人。

地下街は石畳のところも多く、がたつく場面とかもきっとあるでしょうけど、皆さんキラキラした顔で楽しまれていました。

これぞ都会の魅力ですね。

帰りのバスでは、途中車いすの人が乗車されました。

西鉄バスは、ノンステップバスも多数あり、車いす利用者や足の悪い人でも利用しやすい交通手段となっています。

ただし、私たちが乗っていたのはノンステップバスではありませんでした。

多分、運転手さんはバス停で車いすの人を早い段階で見つけていたようで、バス停にバスが止まると同時に運転手さんが下りて、車いすの人に話しかけていました。

「どこまで乗るの?」

「〇〇(2つ先のバス停)」

「後ろからノンステップバスくるけどどうする?」

「このバスに乗ります」

という会話がうっすら聞こえたかと思うと、バスの乗車口から運転手が車内に戻り、車いすの席になる場所に座っていた方に声をかけ、車いすが乗る場所を確保。

席を移った方も特に嫌そうな雰囲気もなく、すっと移動されていました。

よくあることなのかもしれませんし、本当は何かしら思っていたのかもしれませんが、ネットで見るような不快な状況は私には感じられませんでした。

そして、ステップになっている乗車口からスロープを引き出し、無事車いすの人が乗車。

ノンステップバスでなくても、スロープは装備されているんだと、初めて知りました。

降車予定のバス停では乗車客が多かったのですが、運転手さんが「ある程度乗られたら、先に車いすの方をおろしますのでご協力ください、お急ぎの方は後ろからもバスが来てますので、そちらにご乗車ください」と声をかけ、車いすの人も無事降車されていました。

降車後は運転手さんがまた席を戻して、他の乗客の方も座れるようになっていました

車いすの方は片麻痺の高齢の方でしたが、一人でお買い物に行く途中だったようです。

「ありがとうございました」と運転手さんに言っている様子が聞こえ、なんだかほっこり。

私たちの住んでいる町では、車いすでバスに乗っている人を見かけたことはありません。

バス停で待っている人も見たことがなく、当事者に移動手段を聞いても「介護タクシー」という人が多いです。

私の住む町のバスは市営ですし、西鉄バスは民間なので、色々と違いはあります。

町の規模も違いますし、そもそもの経験値も違うのかもしれません。

そういうところが、高齢者や障害者への社会参加のしやすさの違いにつながっているのかもしれません。

自分の住む町以外に出てみることで、世の中の福祉事情みたいなものを肌で感じることができました。

もっともっと介護や福祉のことを知りたいし、勉強していこうという気持ち新たに、今日自分の街へ戻ります。

私の街だからできること、考えていこうと思います。

タイトルとURLをコピーしました