【長文】葛谷春光堂「日常劇場」in宇部中央町銀天街への思い

イベント参加

宇部ビエンナーレのアーティスト・イン・レジデンス部門で葛谷春光堂さんが主催した「日常劇場~All the world’s a stage~」が昨日本番を迎えました。
その模様を一部ですが紹介したいと思います。

銀天街の実際の思い出から作られた12の演目

日常劇場の演目は全部で12個ありました。
昭和20年ごろから現在までの銀天街に関わる思い出やエピソードが組み込まれたお話の数々。
登場する人も宇部に在住する様々な人たちで、実際に銀天街に住んでいる人も参加しました。

演目1「銀天街を通るちんどん屋」

日常劇場は芝生広場からスタート。
着物やワンピースを着たちんどん屋が楽器を鳴らしながら、スペインフェスタ開催中の銀天街の中を歩きます。
たくさんの人が「なに?なに?」と不思議そうに見ていました。
ちんどん屋に参加した子供たちは楽しそう。
私も後ろのほうで参加しました。
ちんどん屋さんは昭和40年ごろに実際に活躍してたそうです。

演目2「松竹映画新川座にナイトショーを観に行く」

中央大和があった付近では、松竹映画新川座の看板ができて、ライブのマスターが映画館の従業員として呼び込みをしました。
マスター、めっちゃ上手。
私はこの辺りは実際には見れてないのですが、後で映像で見て、まるで昔のドキュメンタリーを見ているかのようでした。
ここの設定は昭和20年ごろでした。
新川に映画館がたくさんあった話はいろんな方に聞いていたので、きっとこんな風だったんだろうなぁ、とタイムスリップした気分になりました。

演目3「銀天街を測量し地図を作る」

年代別の銀天街を、自分の歩幅を使って測量してマップを作っている方がいるそう。
変わりゆく銀天街をずっと見続けている人がいるのだと思うと、この商店街の歴史を感じます。
設定は平成26年ですので、今も測量されているのかしら?

演目4「ダイヤ毛糸店で片思いの相手に編み物をする」

ダイヤ毛糸店さんは、つい最近はるとゆき雑貨店の隣に移転されました。
お茶屋さんの横にあったと思います。
実際のお店の方が、女子高生役の人に編み方を教えていました。
私はマフラーしか編めないので、いつか習いに行ってみようかなぁ。
設定は平成12年ごろなので、私がせっせと編んでいた時代ですね。
懐かしいなぁ。

演目5「おいしいお茶をお客さんに楽しんでもらう」

ここは現代。
昭和女子屋台ラボに出展している茶宗天地のご主人が、お茶本来のおいしさを知ってもらいたいとの思いで、店先でおいしいお茶を入れながら、お茶の特徴やお客さんの好みの味の話をしています。
実際に店先でお茶を楽しめ、ゆっくりと幸せな気持ちになれる場所。
私もお気に入りのお店です。

演目6「たこ平のたこなしたこやき」

銀天街を通るときに何度か夫から聞いていたタコが入っていないたこ焼き屋さん。
1個10円で3個が串にささっていたらしい。
昭和58年ぐらいの設定でした。
実際にこの場で焼いて女子高生役の人が購入して歩きながら銀天街を歩きました。
後で食べましたけど、おいしかったです。
レシピ知りたい。

演目7「喫茶らいぶ、休憩中のマスターと店員」

今もある喫茶店らいぶでのお話。
らいぶのマスター役の人の再現度が高くて、私がよく通っていた頃のマスターを思い出しました。
あの頃も、カウンターにマスターが座っていたりしたなぁ。
最近おばちゃん見ないけど、お元気でしょうか。

演目8「Xmasイルミネーションの準備に励む未来会議」

寂れていく銀天街を盛り上げようと、いろんな企画を考えて自分たちも楽しみながら活動している未来会議の方々。
Xmasイルミネーションは今年20年目。
銀天街の街中がリニューアルしたこともあり、今年はパワーアップしています。
ここも設定は現代でした。
子どもたちがかわいかったなぁ。

演目9「大切な人への贈り物ファンシー雑貨さんじぇむで選ぶ」

宇部の雑貨店といえば、「さんじぇむ」か「ラブリー」かだったそう。
私が宇部に来たときにはガラス張りの店舗だったのですが、全盛期を知る人によると今のコンテナハウスの向かいにあったそう。
宇部の女子の思い出の場所なんだろうなぁ。
私もガラス張りの方は1度だけ行ったことがあります。
設定は平成元年くらいで、小学生や女子高生役の女の子たちが買い物する様子見ていると、懐かしい気持ちになりました。

演目10「買い物客でごった返す鮮魚店、魚宗」

私が今の家に住み始めた頃はまだこの場所で魚宗さんがお店を開いていました。
全盛期にはにぎわっていたんだろうなぁ、と思いながら、閉店前も年末はたくさんの人が買いに来ていたことを思い出しました。
魚屋さん役の人が、あまりにも自然な魚屋さんでした。

演目11「共栄クラブの商店主たちが集い、銀天街について様々な話し合いをする朝」

昭和30年ごろには、週1回程度商店主が集う会があったそう。
宇部の方ならご存知の小郡商事の店主が座長を務めていたらしいです。
うちの舅さんも参加してたんでしょうか?
ここでは、演者さんみんなで当時ふるまわれたカレーを食べていました。
めっちゃ美味しそうでした。

演目12「銀天街にアートスペース“コンフリ”がオープンする」

最後は今回の日常劇場で拠点となっている場所に、アートスペース“コンフリ”が登場。
ここは未来設定なのですが、実際に一緒に運営してくれる人を葛谷春光堂さんが募集してます。

私がやりたいくらいですが、茨城県取手市まで研修に行けない……

終演後はそのまま懇親会

終演後は、そのまま懇親会が始まりました。
茨城県の日本酒がたくさんと、静岡県のクラフトビール、たこ平のたこなしたこ焼きや共栄クラブのカレーがふるまわれました。
豚の煮込みとか、ラムの串焼きとかもありましたよ。
演者の人、銀天街に住む人や働く人、小道具などを作った人など、さまざまな人たちが楽しいひと時をすごしました。
娘はスタッフのまりんちゃんにべったり。
私はたくさんの方々とお話しながら、楽しく過ごしました。
ここで仲良くなれた人もいて、今回日常劇場に参加できて本当に良かったです。
こんな素敵な思い出と出会いをくれた葛谷春光堂さんには感謝しきり。
本当にありがとうございました。
ぜひいつか、取手の方にも行ってみたいと思います。

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